日本の伝統装束である着物。現在は洋服が一般的になったため、自宅に普段使い用の着物を持っている方は少なくなったと思います。
着物を着用する機会として思い浮かぶのは、成人式や卒業式ではないでしょうか。そんなときに、レンタルの着物を着用することがあるかと思います。レンタルができる場所も、実店舗だけではなくネットで申し込み、宅配で届くことがあるなど、とても便利になっています。
さて、着物をネットのレンタルで使用する際、気をつけるべき点はなんでしょうか。
①着物を汚さないよう、細心の注意を払う
借りたものを汚さないようにするのは当然のことですよね。着物と洋服は違うものと頭では理解していても、特に疲れがたまってくるとついついいつもの動きをしてしまうものです。
たとえば成人式や卒業式で振袖を着用する場合、式が終わった後の記念撮影やパーティーでは、食事や飲み物も出る関係上、大勢が集まる中では、自分が気をつけていても汚れがついてしまう、なんてことがあります。
最善は着物に汚れをつけないことですが、万が一ついてしまった場合は、こすったり、クリーニングに出したりはせず、レンタルをした業者に伝えるようにしましょう。想定外の損害賠償を避けるために、レンタル業者が提供している保険に入ることもおすすめです。
②着物が到着した日にきちんと内容確認をする
業者も過不足がないように細心の注意を払っていますが、万が一ということもあります。
「着るときに確認すればいいや」、と考えて内容の確認をしないでいると、大失敗してしまうこともあります。ネットのレンタルの場合、たいてい利用日の前に余裕を持って届けてくれます。すぐに内容を確認すれば、万が一過不足品があった場合も安心です。
③届いた時点で軽度の汚れがある場合があることを理解する
レンタル品とはいえ物ですから、どんなにメンテナンスをしても新品の状態がそのまま続くことはありません。しかし、着用に支障が出るほどの汚れの場合はすぐに業者に連絡しましょう。
以上の3点を押さえておけば、着物のネットレンタルでトラブルになることは少ないです。
安心して着物を安く借りたい方には、和楽庵の着物レンタルをおすすめします。レンタル期間が5泊6日と他社に比べても長く、着物を安心して着用できるよう、着物用保険もあります。
晴れの日を彩る着物を、レンタルで気軽に楽しみませんか。