このキャッシュレスの時代に財布にこだわってるのは日本人だけかもしれません。日本人は現金主義が多いから、常に身に着けるアイテムとして財布は腕時計と同じぐらいのこだわりを見せるのです。
余談ではありますが、私は普段は小銭入れマネークリップを使用しています。小銭入れは持たないでポケットの日もあるぐらいです。正直なところ、経験知的に自宅を出てから仕事をして帰ってくるまで電子マネーさえあれば何事もなく不便ではないからです。念のためぐらいで現金とカードを持ちある程度ですが、裸は怖いので重しとしてマネークリップの少し重めのものを愛用しています。しかし、結局そんな私でも財布はカバンに入っています。あまり取り出すことはないのですが、その他のカード類や大きい現金はそちらで保管しています。このように、多分、はたから見たらマネークリップ使っているアメリカナイズされた人に見えるようでも、根はしっかりと日本人らしく財布を持ち歩いていたりするのです。やはりどうしても現金を何かに入れて持ち歩いていないと不安なのでしょうね。
さて、そんなお財布大好きな日本人ですが、社会人にもなればビジネスベースでお財布は選ばなければなりません。よく、形を問題にする人がいますが、二つ折りでも長財布でもどちらでもいいと思います。単純に、スーツを着るお仕事なら長財布の方がスマートだと思えばいいでしょう。色は無難に茶色か黒。大人っぽく見せたいなら思い切ってクロコダイルの財布をオーダーしちゃいましょう。有名ブランドの既製品を買うよりも、『皮芸人』のようなオーダークロコダイル財布を作ってくれるところにお願いした方が安くていいものが手に入ります。あまりギラついたシャイニークロコよりも、センスが光るマットクロコの方がいいでしょう。
長く使うことを考えれば財布はいいものを買っておいた方がいいですよ。